Black sheep(厄介者)

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Black sheep(厄介者)


【対話例文】

A:Tom hit my son again!
(トムはまた私の息子を殴ったわ!)

B:Really? But Tom’s mother is a nice person and his father too.
(ほんとに?でも彼のお母さんはいい人だし、彼のお父さんもよ。)

A:Yes,I know it! Moreover,His sister is very smart!He must be the black sheep of the family.
(ええ知っているわ!それに彼のお姉さんもとても賢いのよ!彼は家族の中の厄介ものに違いないわ)

解説&応用

このblack sheepという慣用句は、昔、黒い羊の羊毛を染めることが出来なかったため、羊飼いは黒い羊が好ましくないと思っていたことから生まれました。

英語圏以外のスペインなどでも同様の意味で使用されている単語となっていますが、ロシアではこれと同様の意味として「白いカラス」が使用されています。カラスは本来黒いものなので、白いカラスがいると目立つという理由から来ています。

また、例文では家族の中の厄介ものという意味がありますが、実際には会社、チームなど、集団の中であれば幅広く使用されている表現となります。

例:
「She’s always late. She’s the black sheep in company.」
(彼女はいつも遅刻しますね。会社の厄介者です。)

「はた迷惑な、トラブルメーカーな」と言う意味では、hell-raisingもネイティブの良く使う表現です。

類義語

Sheepは羊ですが、英語の慣用句の中には動物を使ったものが数多く存在します。

例えば、フクロウ(owl)
「My son always goes to bed late, He is the night owl.」
(彼はいつも寝るのが遅い。夜更かしな人だね。)

ヘビ(snake)
「He is cheating you. He’s like a snake in the grass!」
(彼は君をだまそうとしているよ、裏表がある人だ!)

ビーバー(beaver)
「She works over time every week. Maybe she is a eager beaver.」
(彼女はいつも残業しているね。きっと頑張り屋さんで、出世したいんだろう)

牛(cow)
「The section of this company where she works is a cash cow」
彼女が働いている部署は、この会社で収益が高いところだよ。

特に多く使われているのが、猫(cat)です。
猫に関しては多数の比喩表現があります。

  • Fat cat(名詞)=お金もち
  • Copy cat(名詞)=まねっ子
  • Cat burglar(名詞)=泥棒・空き巣
  • Catty(形容詞)=意地の悪い

これをみると英語圏では猫に対してあまりいいイメージがないのかもしれませんね。

その他の同類センテンス

  • “He was a hell-raising boy.” (彼ははた迷惑な子どもだったよ。)

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