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ケンブリッジ検定の中でもFCE(First Certificate in English)レベルになると、難易度もかなり高くなりますし、試験の分野も多岐に分かれてくるため、試験時間も長くなります。FCEテストでは、リーディング試験が1時間、ライティング試験が1時間20分、ユース・オブ・イングリッシュの試験が45分、リスニング試験が40分、そしてスピーキング試験が15分となっています。

FCE概要ですが、3つの課題が出され、それぞれ複数の設問が出題されます。設問の数は合計で30問〜35問なので、一つの課題から10問ずつ出題されると考えると良いでしょう。課題の題材は多岐にわたり、新聞や雑誌などから出題されることもあれば、小説やジャーナルなどから抜粋されることもあります。幅広い分野からの出題に対応できるように、普段から多種多様な英文の媒体に触れておくことが試験対策となります。

リーディングテストの次にはライティング試験が行われます。この試験では1時間20分という試験時間の中で、2つの課題が与えられ、それぞれ120文字〜180文字程度の英文を作成することになります。語数はそれほど多くはありませんが、指定された語数よりも少ないと大幅減点の対象となってしまうので、くれぐれもボリュームは少し多めぐらいを意識しましょう。リーディングで与えられる課題は、レターの作成やレポート作成など、英語圏の大学へ留学した時のことを想定して出題されることが多いようです。

ユース・オブ・イングリッシュは穴埋めや文法、ボキャブラリーなどが試される試験で、日本人にとっては比較的得意分野となるエリア。トータルで65問が出題されますが、独立している設問が多いので、ここで点数をできるだけ確保するのも試験対策の一つといえます。

リスニング試験では、4つの課題から合計30問が出題されます。耳で聞いた課題から問題が出題されるので、集中力が途切れないように頑張りましょう。課題の内容は、人物の会話やインタビュー、講義や討論など幅広い分野が選ばれています。

そして最後に行われるスピーキングテストでは、受験者は二人ずつ試験を行うことになります。スピーキングテストは4つの分野に分かれていて、簡単な自己紹介や家族の紹介から始まり、テーマに沿って自分の考えを述べたり、その理由をディスカッションするなど、臨機応変な対応が求められる試験内容となっているのがFCEの特徴です。ただし、スピーキングテストでは試験時間が14分と短いので、頭の中で英文を考えながらリズミカルに言葉で表現できる英語脳を作ることも大切な試験対策となります。

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