IELTSの活用場面

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IELTSの活用場面


大学や大学院への留学をする場合や、医師や看護師などの医療スタッフが英語圏での登録申請を行う際に、自分自身の英語力を客観的に証明するための判断材料として活用されているIELTSのアカデミック・モジュール。そして、イギリスやカナダ、オーストラリアなどの対象の国へ就職したり移住する際に英語力の証明として必要となるジェネラル・トレーニング・モジュール。IELTSは世界130か国で行われているグローバルな英語力評価試験の一つですが、他の試験と異なり、目的に応じて二つのフォーマットが準備されているという特徴があります。アカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールとでは問題の難易度や出題傾向が異なり、よりニーズや目的に近い試験内容になっていますが、日本ではまだまだ知名度が低いため、国内でIELTSを積極的に活用する企業や団体などは多くはありません。

IELTSの活用場面は、アメリカ以外の英語圏への留学や移住を考えている人に活用されることが多くなっています。特にイギリスやカナダなどでは海外からの留学生を受け入れる際に、英語力を証明するための試験結果を提出し、それが入学できるかどうかの判断材料の一つとなります。オーストラリアやニュージーランドもその対象です。

また、海外へ移住する場合には、どのような理由でも移住の手続きを行わなければいけません。移住の手続きに必要な書類は移住先の国によって異なりますが、IELTSを活用している国では、移住申請をする場合にも英語力を証明するためのIELTSスコアが必要になります。こうした英語力を判定する試験は、自ら留学したいという意思のある人でなければ受験しないものと考えられることも多いのですが、実際には留学希望者はもちろん、海外移住希望者も数多く受験しています。

IELTSの受験者は年間200万人と言われています。アメリカ国内ではTOEIC・TOEFLの方がメジャーですが、近年ではアメリカ国内でもIELTSを採用する教育機関や企業、団体が増えていて、その数は3000を超えていると言われているほど。今後IELTSが活躍できる場面がもっと広がる可能性は高いといえるでしょう。

また、近年ではイギリスへのビザ申請にはIELTSのみが認められています。従来はTOEICやTOEFLなども認められていましたが、イギリス国内のTOEIC実施業者に不正があり、そのためにイギリスにおいては英語力評価試験はIELTSのみが公式に認められることになりました。

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