IELTSとは?

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IELTSとは?


International English Language Testing Systemを略してIELTS(アイエルツ)と呼ばれている試験は、国内ではIELTSとは?という人も多いですが、国際的には、より実践的で実用的な英語能力を総合的に評価することができる試験として知られています。母国語を英語としない人を対象にした英語力試験には、この他にもTOEICやTOEFLなどがありますが、IELTSは英語圏の大学や大学院への受験を希望する人だけでなく、海外就職を希望する人や海外移住を希望する際に自分自身の英語力を客観的に証明できる材料としても機能しています。ちなみに2013年度においては世界中で220万人が受験している大規模な試験でもあります。

日本国内では、海外への留学や移住、就職などでは、受け入れ側の機関から要求されない限りは自分自身の英語力を証明する必要はありません。しかし、国によっては自分の英語力を証明しなければ海外への渡航が許可されない国もあり、そうした国においてはIELTSは海外で生活するためには必要不可欠な能力証明の一つとしても活用されています。国によっては移民ビザを申請する際にはIELTSのスコアも一緒に提出しなければいけないという国もあるようです。ちなみに日本ではIELTSスコアは必要ありません。

IELTSは英語能力を大きく4つの分野に分け、話す・聞く・読む・書くのスキルから試験が構成されています。こうした英語力を総合的に評価するテストは他にもありますし、分野の区分も比較的類似しています。しかし、IELTSと他の試験の大きく異なる点は、IELTSの試験時間は3時間以内と短い事と、スピーキングテストにおいてはパソコンのマイクに向かって発声するのではなく、専門的なトレーニングを受けた認定試験官とマンツーマンでの面接方法が採用されているという点です。面接官と一対一で試験が行われるので受験者にとっては緊張する瞬間となりますが、相手の顔や表情が見えるIELTSのスピーキングテストの方が、より話の内容が理解しやすいというメリットもあります。

IELTSの試験は、日本国内でも全国13都市で実施されています。この試験は日本国内の日本英語検定協会とブリティッシュカウンシルが共同で運営しているので、試験日や試験会場などは日本英語検定協会のホームページでもチェックできますし、ブリティッシュカウンシルで情報収集することもできます。試験は誰でも自由に受験できますが、定員が決まっているので、受験したい場合にはできるだけ早めに申し込むようにしましょう。

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